新宿ピカデリーにて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞23作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「幸せをみつけられたひと」。
[全体として]
今年はサリー・ホーキンスが出てる映画ばかり観ている気がする。
この映画全体から漂う山田洋次感は何だろう?
北の国からが好きな人はきっとこの映画も好きになるんじゃないだろうか?
このモード・ルイスという画家はこの映画で始めて知ったのだが、すごく幸せな絵を描く人である。
[良かったところ]
人生の厳しさをカナダの厳しい冬、幸せな部分を春や夏の風景で描写しているように思われ、それをアイリッシュな音楽で彩っているので、本当に絵の中に入り込んだような気になった。
それは、ちょっとトボけた人であるモードと激情型の夫であるエヴェレットの対比としても観れると思う。
絵も自然も美しいので、それがとても良かった。
[気になったところ]
映画としては、結構「どうやってそうなった?」とか「その話はそれで終わりなの?」と思ってしまうような、場面が結構多い気がした。
ちょっと説明が少ないなぁと。でも、まあこの映画ならいいのかも。
------------
多分若い人は観てもあんまり面白くないかも。
でも、オススメです!