ボロボロに泣きました。
イーサン・ホークの奥さんが「脚本を読む前にこの役を引き受けると約束して」とキッチンで泣きながらお願いするだけありますね。
不器用な二人の距離が縮まる度にときめいて、愛を確かめ合う度に声を殺して泣きました。
シェイプオブウォーターでも思ったけどサリー・ホーキンスは緑色が似合うなぁ。クシャッと笑う顔から豊かさが溢れているようでした。無骨なイーサン・ホークがまたいいんですよね。永遠に年を取らないんじゃないかなと思えるくらい変わらない彼もだんだんおじいちゃんぽくなってきてなんだか切なくなりました。「なんだかんだ優しいんだから〜ふふふ」ってしあわせな時間を過ごせたように思います。
何でもないことこそが宝物。
欲張らなければこの世はしあわせに溢れている。
また忘れがちな大切なことを思い出させてもらいました。
優しくて美しくて「あぁ愛っていいな」と思えるあたたかい作品。
私も何処かに窓から切り取った命を描いてみようかな。