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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのmakoのレビュー・感想・評価

4.0
《2018#113》

素朴派画家のモード•ルイスの実話を映画化。 
絵画というか芸術一般は無知なので、モード•ルイスを知りませんでした。 
若年性関節リウマチを患っているモード。両親を亡くし、兄が遺産を引き継ぎ家を売ったのでモードは叔母と暮らすことに。だが叔母の束縛などで関係は良くない。 
そんな時、買い物中に見かけた家政婦募集の広告を張り出したエベレットに興味をもち、その広告を取り町外れにあるエベレットの小屋に行く。 
その小屋は電気も水道もない、わずか4メートル四方の小さな家。どうにか住み込みの家政婦として雇ってもらうことにする。 

買い物に行った店でエベレットと初めて会ったのだが、その時からエベレットは粗暴な感じだったので、何故モードがエベレットに興味を持ったのか分からなかった。 
モードを雇って、優先順位はエベレット→犬→ニワトリ→モードだから逆らうなとかその時は優しさは見えなかった。 
でもモードと一緒に住むようになり、エベレットの優しさが垣間見えるようになる。 
エベレットよりもモードの方が一枚上手な感じに見えました。エベレットに合わせているようで自分の意見もきちんと言うモード。小柄ながら心は強い女性だなと思いました。 

小さな家の中は当初、飾りなどなく暗い室内だったが、モードが壁などに絵を描く内に室内が明るくなっていく。それが二人の心を表しているかのようでした。 
モードとエベレットの関係性も段々と変わっていき、お互いなくてはならない存在になっていく様子がすごく良かった。 
終盤、涙が溢れてきました。 
良い映画でした。 

モードを演じたサリー•ホーキンスが素晴らしかった。 
サリー•ホーキンスは『パディントン』のブラウン夫人から知りました。 
イーサン・ホークは粗暴な感じの役でしたが、根は優しいエベレットを見事に演じていました。 

重度のリウマチを患いながらも人生を諦めずに素敵な絵を描き続けたモードを知る事ができました。 
観て良かったです。 
入場者特典でモード•ルイスのポストカードを貰いました。可愛らしい絵でした✿