ゆきはる

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのゆきはるのレビュー・感想・評価

4.5
大人のラブストーリー
byイーサン・ホーク

ドキュメンタリの中で彼が語った通りでした。

はじめはイーサンが嫌な奴。
これってパワハラ、モラハラ…

サリー・ホーキンス演じるモードが気の毒で、見ていられない。
見るのやめようと思ったほど。

でもニクソンの時代(1950年代頃)の実話ということで納得。

話が進むにつれ、二人の関係性に変化があり、お互いを必要とするようになる。愛はこんなにも人を変えるんですね。。。ほんと泣けます。

次第にイーサンが格好良く見えてくるから不思議。

サリーの演技は、もっと見ていたくなる中毒感があります。

イーサンとサリー、ナイスキャスティング。カナダの厳しい大自然、特に雪のシーンは、二人の温かさが心にしみました。

彼女の窓の話は芸術家だなと。
何があれば良いかと聞かれて「窓」と答える彼女。窓のフレームが、彼女の世界であり、キャンバスなのかな。

最後に実話の二人が登場。
ジジババなんだけど、しわくちゃ笑顔なんだけど、、、こちらまで笑顔になってしまう、そんな素敵な二人。

心温まる映画、また見たいです。


Maud Lewis: A window. I love a window. A bird, whizzin' by. Bumblebee.
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