まさに相性ぴったりな絆の強いご夫婦の実話。
良い台詞ばかりだし、何時間でも二人を観ていたい。
そんな映画でした。
住込み家政婦と雇主という関係から始まるのですが、
なんて言うのでしょうか、
この関係なに?という違和感なく、お見合い結婚した祖父母を見てるような。
もう初めから何十年も連れ添った「夫婦」のような二人。
部屋がどんどん可愛くなっていく変化や手押し車の変化、網戸のくだり、ニヤニヤしてしまった。
画家モード・ルイス。
お恥ずかしながら知りませんでした。
若年性関節リウマチという障害で幼い頃から差別を受けていたとありますが、彼女の描く絵がそんなことを感じさせないカラフルで可愛らしい絵ばかり。
劇中で語る絵に対する想いや多くを望まない考え方がとても素敵でした。
エンディングでご本人の映像や作品が見れて嬉しかったです。