きっさ

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのきっさのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

頑固で乱暴者だったエベレットが、モードと接する中で本来彼が持っていた優しさを引き出されていくところがなんとも可愛らしくて。
モードも、彼と一緒になったことでようやく自由と幸せを手にした。
電気もない。二階も狭いし、網戸もない。(あんなに要らないと断言していたエベレットが仕事の途中で家に帰ってきてすごく怒った顔をしながら網戸を設置して、何も言わずに仕事に戻ったところは本当におもしろかった!)
それはきっと普通に生きていたひとならば満足しないような、はたから見たら些細なことなのかもしれない。
ふたりはもはや、余計な言葉の要らない、側にいるだけで良い、そんな関係を築いている。

わたしの理想の夫婦です。
素敵な映画でした。
きっさ

きっさ