しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス2016年製作の映画)

Maudie

上映日:2018年03月03日

製作国:

上映時間:116分

あらすじ

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」に投稿された感想・評価

カナダのフォークアート画家、モード・ルイスと、その伴侶であったエヴェレット・ルイスの半生を描いた作品。演じるのはサリー・ホーキンスとイーサン・ホーク。

本作の魅力は何と言っても先述の2人による素晴らしい演技。モードがエヴェレットの家政婦として同居する少し前からモードの他界まで、およそ30年ぐらいの時間の経過を、途中で役者を変えることなく演じきっているのだから凄い。若年性リウマチを患っているモードも、無口で無愛想なエヴェレットも、役どころとしては非常に難しいと思うのだが、歩き方や、窓から外を見る表情等のさりげない仕草から心情を表現する演技が、とても印象的だ。

2人が暮らす小さな家や、田舎の素朴な風景、フォーク調の音楽、そして時折挿入されるモードの作品や、サリー・ホーキンスが演技の為に学んだ絵が、世界観を豊かに演出し、目立った展開が少ないながらも、2時間弱の間、映画の中に引き込まれる。まだ障がい者や女性の人権に対する認識が進んでいなかった時代の話なので、特に前半では現代の視点で見ると理解しにくい部分もあるが、トータルとしては優しい空気に満ちた作品に仕上がっている。
ひろ

ひろの感想・評価

3.8
カナダで最も有名な画家モード・ルイス。そんな彼女の半生をアシュリング・ウォルシュ監督が映画化した2016のカナダ・アイルランド映画

これはモード・ルイスというカナダのフォーク・アート画家のサクセスストーリーである。そしてモード・ルイスという女性とエベレットという偏屈な男性の愛の物語だ

重いリウマチを患うモード。求人広告がきっかけでエベレットの家で働くやうになる。画家としての才能の開花、生涯暮らす質素な家でのエベレットとの暮らし。エベレットは現代女性が嫌いそうなステレオタイプの亭主関白。
メールなんてない時代、言葉で伝えるのが苦手な不器用な男。そんなエベレットの行動のひとつひとつが響く

はたから見たらひどい旦那かもしれない。でも生涯を小さな田舎の家で暮らしたモード・ルイスの絵を見たら分かる。彼女が常に窓から見ていた光景。そのポップでキラキラした画風を見れば、彼女が不幸だったなんて思うはずもない。彼女は幸せだった。そう思うはず

そんなモードを演じたサリー・ホーキンス。「シェイプ・オブ・ウォーター」と似たような暗い雰囲気の女性像だが、内心は同じく激しい。この女優の演技力は派手じゃないのにパンチ力がある。口の悪い夫エベレットを演じたイーサン・ホーク。イケメン若手俳優時代から見てるから驚く。こんな年配の役をやるようになったかと。さらに驚く。こんな素晴らしい枯れた演技ができるのかと

サクセス・ストーリーとして見るより、夫婦の愛の物語と言っていいかもしれない。それはそこら中に溢れているティーンが喜びそうなキラキラした恋愛ではない。これは大人に染みる大人の愛の物語だ
PalmaRosa

PalmaRosaの感想・評価

5.0
細部までこだわり、とても丁寧に愛情かけて作られたような作品でした。
夫婦の配役はイーサン・ホークとサリー・ホーキンス以外考えられないほど素晴らしく演じてます。
こぢんまりとした家がだんだん素敵な絵で彩られていくのがワクワクしました。
plantseeds

plantseedsの感想・評価

4.0
『人は自分と違うものを嫌う』
(劇中)

個人的今年の注目作、ようやく鑑賞。
今年はある種、サリー・ホーキンスの年でしたねえ。
シェイプオブウォーターがアカデミーを沸かせた今年。

まず、鑑賞し思ったのは、
体に不自由があったり、障害が何かしらあったりというのは、
モードを見ていても思いますが、
幸せになるには関係ないということ。
幸せになる障害にはならないということ。

若干語弊があったかもしれませんが、
ただでさえ困難があった主人公モードが、
こうやって自分の人生を豊かにしていく様は、
本当に勇気や、希望を与えますね。

体も健康で、十分に生活ができて、
これほど一体何を望むのでしょうかね。
何もかも供給過剰だからこそ、逆に人間の心が貧しくなっている場面は現代において多いと思います。
豊かすぎるがゆえに、逆に心が貧しくなる。

本当の豊かさとは、何なんでしょうか。
モードのように、本当に豊かな人生を生きたい。

彼女の人生。この作品からは、たくさんまだまだ学べることがありますね。
これからも、節々でまた見てみたい作品でした。
すごく美しい映画。こういうのを観れてうれしい。

ぶっきらぼうなエベレットとやわらかさとつよさを持ったモードの関係性がとてもよかった。

あの場所のあらゆる景色が本当に美しく描かれていた。温度とか、においを感じるような。


サリーホーキンス、シェイプオブウォーターに引き続きとてもよかった。役で在ることができるひと。文句なしに好き。

あの繊細さは彼女自身も持っている部分なのだろうな、

イーサン・ホーク、表情や唸りで語る感じがたまらなくよかった。

特典でついていたインタビューも素敵だった。これはおすすめできる映画。
モードが絵が売れた、と喜ぶシーンが一番印象的であった。
叔母と暮らすモードは小さい頃から重いリウマチを患いながらも唯一好きな事は絵を描くことだった。そんなある日、魚の行商を営むエベレットが家政婦を募集しているとの張り紙を見つけ、自立のために住み込みで家政婦になろうとするが、、

とても、、とてもとても泣いた。泣くとは思ってたけど(-_-)
これ実話っぽいなーって思ってたら実話?でした
シェイプ オブ ウォーターでアカデミー賞にノミネートされたサリーホーキンスの演技力も素晴らしかった。また見ようと思う
前半はどんなブラック企業だよってビックリの展開でしたが2人の関係性が変わって行く様子が微笑ましい
そもそもエベレットはおうちに絵描かれても怒らんのか、そうか….ってその時点でだいぶ可愛かった
人は共に過ごす人によって大きく変わるんだろうな
たくましくカッコいい夫婦
泣いとぅあー
去年くらいに映画館で観た。

夫〜〜う〜〜んモラハラやん〜〜

序盤可愛そうでな〜…。