しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」に投稿された感想・評価

観てる時より後からジワる
良い意味で
何があっても自分をいつも信じている彼女が眩しかった
そして、いつの時代もイーサン・ホークは美しい
観ながらニコニコ(ニヤニヤ?)してしまった。

不器用そうに見えて実は二人とも自分に素直なだけ。
凸凹とした素直さの応酬、そのリズムにのって二人の優しい展開を眺めていくのはとても心地よかった。

イーサン・ホークが役に対してイケメン過ぎるなと思ってはしまったけれど、それすら演技でカバー出来てしまう俳優としての力量と、それでもやっぱり時折この映画の持ち味たる素朴で無骨で素っ頓狂な空気感を邪魔しそうになるイケメンっぷりというジレンマ(笑)

こんな夫婦になれたら幸せだろうなぁ。
若年性リウマチで手足が不自由ながら、とにかく絵を描くことを愛した女性画家モード・ルイスの実話を基にした物語。

モードは、自分を虐げ続ける叔母の家から出て、住み込みで家政婦として働ける家を探した。そして人里離れた土地で魚の行商を営む男エベレットにしぶしぶ雇われる。布団もないところに寝かされ、番犬や家畜よりも下の立場だと言われ、毎日のように「出てけ」と怒鳴られるモード。
しかし彼女は、壁や窓や廃材に絵を描き始める。理由は「あなたが家を綺麗にしろと言ったから」。いつもモードの頭の中はシンプルだ。
そんな無垢な性格がそのまま現れた絵だから、今なお多くの人々に愛されて止まないのだろう。

モードはきっと、ど田舎にある汚くて電気も通っていない家だから「自由に描いたって良い」と考えたのではなく、ニューヨークの一等地にある高層マンションの壁にだって好きな絵を描きまくったと思う。TPOなどという言葉は彼女の辞書にはきっと無い。
彼女の絵は“素朴派” フォークアートとも呼ばれるけれど、その名の通り、なんだかロックな生き様だった。

一軒の家と、一本の帰り道と、一人の大切な人がいれば、本当はそれだけで十分日々は愛しいものなんだよな、としみじみ泣ける良い映画でした。
愛を描く人 モード・ルイスの物語

エベレットの不器用な優しさ
穏やかで可愛い世界観。
これが実話なのが凄すぎる!
実兄さんドクズだよ酷すぎるよ!
それを超えて包みこむ愛の深さに
涙が溢れてきました。

こんな風に最期の時に愛されてたと
実感出来たら幸せだろうなぁ。
雪道を荷台に乗せて走るシーン
とても好きだった。

死ぬまでにモードが描いた作品を
この目で見る!新しい夢が出来ました。
どうしようもなく愛おしい30年後に見たい映画

サリーホーキンスの弱い身体と強い意思、イーサン・ホークのツンデレの相性の良さ。
いい映画だった!
メインキャストの2人が最高すぎた。

2人にしかできないこと、2人だけがわかっていること、2人だから意味のあること。
実在した夫婦のステキな唯一無二が、実力確かな俳優によってしっかりと表現されていて、グッときた。

「ニューヨークながめのいい部屋売ります」を観たときも思ったけど、若くない人たちのロマンスって良い映画になると思うからもっと作ってほしいわ!
みんと

みんとの感想・評価

5.0
穏やかでささやかな夫婦愛に涙が溢れて止まない。学ぶべき愛の形がこの作品にはあった。

きっと心が震えるってこういうことだったんだ。

無口で無骨なエベレットと、男性のプライドをあくまでも尊重する女性としての奥ゆかしさをもつモード。ひと昔前の日本人のような二人の夫婦関係は何故か妙にしっくりきたりする。

そしてアコースティックな音色の優しさが
ささやかな二人だけの幸せを紡ぎ出す。
絵が好きで自由が好きで窓が好き、そして何よりエベレットが好き。
こんなにも愛に溢れた人生最高だ!
モードが可愛くて愛おしくて仕方ない。

寄り添う二人。肩を並べたり荷台に乗っけたり…
大自然の中で空と大地に包まれてモードの頭の中はイマジネーションの宝庫だったに違いない。

好きなシーンは数え切れない。
つま先を乗っけたダンス、網戸のシーンでクスッと笑うモード、犬を飼ったら?のシーン、その全てから溢れ出す小さな幸せの数々。

唯一無二の人に出逢えるって本当に奇跡だと思える。

「命の輝きがひとつのフレームに そこにあるの… 」

今、誰かにお薦めの映画は?と聞かれたら
間違いなくこの作品!と答える。
カナダのご夫婦の実話なのに、古き良き昔の日本の夫婦のように見えてしまいました。
無骨な旦那様だけど、さりげない行動の裏には妻への深い愛情と優しさがあって、お互いにいちいち言葉では言わなくても、分かり合えている空気感。
激しい愛情表現では無いけれど、お互いをとても深く求め合っていて、深い愛情を感じずにはいられません。
男一人暮らしの殺風景だった家が、下北沢の雑貨屋さんのようにどんどん可愛らしい動物や花の絵で埋め尽くされていって、場面が変わる度に、壁や階段の至る所にモードワールドが展開されていて、笑えました!😂💕
あんな可愛い絵に囲まれていたら、どんな人でも優しくならざるを得ない気がします!
絵を見れば、モードがどんなに可愛らしい女性だったかって事が実によくわかりました💕
相容れないような2人が少しずつ夫婦になっていく様子がとても良かった。
そして2人の役者の名演が素晴らしい。
HNN

HNNの感想・評価

5.0


イーサンホーク演じる男性があまりにも酷すぎて、最初はどうなることかと思ったら
ここ最近観た中で一番良い映画だった。

可愛い、とにかく愛おしい。

久しぶりに絵が描きたくなった。

あったかーーーい映画。