しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスの作品情報・感想・評価・動画配信

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス2016年製作の映画)

Maudie

上映日:2018年03月03日

製作国:

上映時間:116分

4.0

あらすじ

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」に投稿された感想・評価

不器用な二人の愛としあわせ。。
Nekikikiki

Nekikikikiの感想・評価

3.4
少し長かった
絶えず静けさがあった
でも
確実に
心に何か残る映画だった

Amazonで400円で映画を借りて
amazon musicでサントラ聴いてる

無理に何も押し付けないでくれる感じが
ようござんした
ntm

ntmの感想・評価

4.4
イーサン・ホークの目は相変わらずキュートだし、サリー・ホーキンスの奔放さも良かった。泣きながら壁にお絵描きするメンタルの強さを見習おう
majizi

majiziの感想・評価

4.3
孤独なふたりの距離が近づくにつれて、私も幸せな気持ちになれた。

身体に障害があっても、タバコを吸いクラブに行ってお酒飲んだり、絵を描くことで生きる喜びに能動的なモード。

彼女は自立を望み、粗暴で不器用なエベレットの住み込みの家政婦となる。

モードが主人公だけど、彼女と共に人生を歩んだエベレットの話でもあるなと感じた。孤児という出自、時代や環境の厳しさの中、ただ愚直に生きてきた頑固者。

二人はぶつかりながらも日々を築いていく。あまりほのぼのタッチじゃないのがいい。

モードの絵が売れだしても、ど田舎で慎ましく暮らすふたり。豊かな生活とは、幸せとは何かを考えさせられる作品でした。

とにかく、主演二人の演技がとても素敵だったー!
銀幕短評(#440)

「モーディ」主人公の名
2016年、アイルランド、カナダ。1時間56分。

総合評価 64点。

この映画のモチーフは、物質的な豊かさと精神的な豊かさ、その拮抗のうえに成り立つ “しあわせ” です。ちょっと紋切り型に過ぎていて、新しい切り口は出ないと思いますが、ほかに語るに足るものをもたない映画なので、以下 がんばって考えてみます。

「オアシス」の回でこう書きました。
幸福とは「未来に対する展望に裏打ちされつつ、いまこの瞬間にこころ穏やかで満足し、ゆとりを感じていること」だと思います。したがって、たとえば長患(ながわずら)いで病院のベッドに じっとふせっているひとは幸福ではない、などと一概に決めつけることはできません。
と。

物質的な豊かさは目に見えます。モードの住む粗末な家よりは 避暑に来ているサンドラの住む家のほうが、広くて便利でここちよい。だれにしたところで。エベレットの乗る ぼろクルマよりは、ロールスロイスが快適だ。これらの豊かさは目にハッキリと見えます。それが自ずとステータスシンボルとなる。つまり社会的な成功者のあかしとして衆目から認知される。ただし、成功のアイコンであるがために、物質的な豊かさを 延々と際限なく求めるひとも出てくる。つまり、手段が目的に取りちがえられることが ままあります。

これに対して、精神的な(わたしは より厳密に 感情的な、といい換えますが)豊かさは、目には見えません(もちろん、落ち着いた物腰や柔和な表情が その人の内面の満足や ゆとりを示すかもしれませんが)。この感情的な豊かさは つねに揺れ動きます。家族や友だちと楽しく食事をすれば 感情は高揚し、たいせつな人との離別 とくに死別は断腸の苦しみをもたらします。つまり感情的な豊かさは大きく浮き沈み、うつろいます。

要するに、物質的な豊かさは短期的には変動しにくいのに対して、感情的な豊かさは つねに危うく揺れうごく。ほんとうにあやうく。感情の豊かさのベースライン(最後の あるいは最初の一線)は、これは忘れがちですが、じぶんが生きていることの大切さ、それが ひとをよりよく生かしていることの自覚 であると思います。損得の判断から いったん離れることです。よく生きようと努力して生きることです。

結論にとびつきますが、うえに引いた、
・未来への展望があること
・いま満足して、ゆとりを感じていること
が、幸福の正体であると わたしはやはり考えます。

そのためには、(物質的にささやかなものであっても)雨風をしのげる家に住みたいし 温かな風呂にも浸かりたい。その結果として、そのパートの感情(たとえば安心感や爽快感)が満足し、ほかの感情のパーツを満足させるための土台となり、エネルギーとなる。つまり感情の熱が これからそれへと伝わるのです。だから 感情の豊かさには、つねに新しい薪(まき)を 静かにくべる必要がある。自分がくべる薪はもちろん熱く燃えますが、ひとが差し出してくれる薪は ひときわ明るく長く燃えます。そのことを自覚することの大切さ。それをつねづね気に留めることが、物質・感情 ふたつの豊かさをバランスよく両立させ、幸福(じぶんだけでなく相互の)につなげる近道のような気がします。


やはり ありがちな答えになりましたね。すみません。


(コメントで補足しました。)
jinko

jinkoの感想・評価

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DVD鑑賞。
Hoshiduru

Hoshiduruの感想・評価

4.0
ひたすらに優しい話だと思ってたから、前半かなりキツくて震えながら観たわ。でも結局は「優しい映画だったなあ」と思えるから不思議。

静かに描かれる彼ら自身は、非常に激しく幼く不器用で、歳を重ねるにつれて変化して混ざり合いながら可愛く丸く温かくなっていく。押し車(?)に乗って歩くシーンが大好き。一つ一つのシーンや内装の変化に彼らの関係性がぎゅっと詰まってる。

でもきっと、あの2人で完結してたらこの物語は生まれなかったんだろうなあと思うし、この物語がなかったら彼らはこの結末に向かわなかっただろうと思うから、陳腐な感想だけど、人の縁ってとても不思議だなあとやっぱり思う。

エベレットが、最初絶対そう思えないのに最終的にめちゃくちゃ愛おしかった。キャスト的にも最高のふたり。
おなつ

おなつの感想・評価

4.1
カナダで愛された画家、モード・ルイスの半生を描いた伝記的映画。小さい頃に関節リウマチを患い差別に苦しんだ彼女は、ある日自ら行動し魚屋さんエベレットの家政婦になる。エベレットはずっと孤独に生きてきたせいか、口は悪いし他人を受け入れられない性格だった。そんな2人はぶつかり合いながら、お互いに大切な存在になる。

私たちくたびれた靴下みたいだねって笑い合ったり、あの雲おかしいねって話したり、荷台にモードを乗せて歩く夫婦のささやかな日常が素敵だった。イーサン・ホーク演じるエベレットは不器用すぎたけれど、優しさも愛もあった。エンドロールを観ていると心があたたかくなって涙が出た。いい映画です。
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