ひろっぴ

デトロイトのひろっぴのレビュー・感想・評価

デトロイト(2017年製作の映画)
5.0
【怒りしか湧いてこない。】
鑑賞日…2018年1月27日~TOHOシネマズ

「デトロイト」字幕版で鑑賞。

*概要*
1967年のデトロイト暴動と、その暴動の最中に殺人にまで発展した白人警官による黒人たちへの不当な尋問の様子をリアリティを追求して描いた社会派実録ドラマ。

*主演*
ジョン・ボヤーガ
ウィル・ポールター

*感想*
感想の前に愚痴を書いていいですか。普段愚痴を書く事はないんですが、今回だけは書かせて頂きます。
まず、近くに座ってたじいさん、上映中に携帯パカパカ開くのやめてくれ。気になってしょうがない。あと、本編が始まってから途中入場してきたじいさん約2名、何故、本編が始まってから入場したんだい?10分前に入場してくれよ。。画面が見えないじゃないか。僕の左端に座ってた男性舌打ちしてましたよ?(^^; 紙袋ガサコソしてたり、マナーが悪い奴多すぎ!

長文の文句失礼しました。m(_ _)m

さて、本題の感想ですが、もう…怒りしか湧いてこないですね。僕はこの事件を全く知らなかったのですが、こんなに理不尽だったなんて…黒人は何も罪もないし、何もしてないのに、何なんだ!あのデトロイト警官は!その中で、最も極悪非道の警官を演じたウィル・ポールター。「なんちゃって家族」の童貞青年とは全然キャラが違って、今作は最低野郎です。ハッキリ言ってこいつはサイコですね。とにかく人種差別が酷い。黒人市民をあんな理不尽極まりない拷問…40分ですよね。あれはキツいし、酷い!ウィル・ポールター…恐るべし。

ドキュメンタリータッチで複数の登場人物からの視点がパッパッと映り変わるし、描き方が物凄くリアルに描いてました。「スター・ウォーズ」に出てたジョン・ボヤーガの演技が素晴らしい。
ネタバレになるので、細かい結末は記しません。

個人的にこの作品は面白い!と呼べる作品じゃなくて、怒りしか湧いてこなったです。でも、全然駄作じゃなかったです。予告で「これは絶対に観るべき映画だ」と書いてありましたが、まさにその通りです。これは観るべき!

40分におよぶ拷問シーン、キャストの演技が凄かった。。

いや~怖かった。。
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