こんな良い映画がアカデミー賞に一部門もノミネートされてないんだねー。
単純にデトロイト暴動の最中のモーテル事件をまとめた映画なのかなーと思ってたけど、すごく緻密な構成で面白かった。
デトロイト暴動の状況や混沌さを時間をかけて説明してくれたのも後の展開に入り込みやすくて良かったし、ラストまでの描き方もすごく好き。
単にあの白人警官達を悪者に描くのではなくて、彼らには彼らの正義があってそれに純粋に従っているだけっていうのが差別問題の根深さを物語っているなと。
自らの正義に従った行動が間違っていたかもしれないと気づくも後に引けなくなった彼らの表情と行動、それに巻き込まれる黒人達のショッキングな展開、そして向かえるラスト、とても心を揺さぶられました。
ラリーの心情を考えると涙が止まらない、、
2018/7/14 2回目。
