やっと鑑賞したい映画がレンタルされました。
この監督の作品はハートロッカーとゼロダークサーティーを観ていたので期待してましたがこんなにも後味の悪いノンフィクションだったとは。
日本人であれば韓国や中国に敵対心と言うか違う人間という対抗心を持つんでしょうか?私には理解できませんが黒人差別は歴史が物語ってますし様々な映画で表現されていますがこんなにももどかしい気持ちになることがあるでしょうか。
正義感が溢れすぎて行き過ぎた行動に出る警察役のウィルポールターがこれまでの作品からしていきりに徹している役にミスキャストだと違和感を覚えましたが実際はこういう外見とはそぐわない人間が反する行動に出るという現実味を表現していました。
殺せと言われて本当に殺す警察官、脅しのつもりでいったと弁明しなければいけない時点で黒人を人間と思っていなかった時代があったことが今になって恐ろしく思えます。
唯一の救いは一緒にレンタルしたブラックパンサーをデトロイトの次に観たおかげで肌の色ではなく悪人がその肌の色であっただけのことなんだと勝手ながら爽快感がありました。
ワカンダフォーエバー