今夜を生き抜け
1967年に起きたデトロイトでの事件が題材に。もちろん実話。
ウィル・ポールターという俳優さんを初めて今作で知りました。この方、何が印象的だったかと言うと…
『怖い』
そう、怖いんです。
黒人たちを拷問して発砲した犯人を見つけ出そうと必死な白人警官を演じています。その設定だけでも恐怖ですが、異常なまでに狂気に狂い果てた警官をウィル・ポールターは演じきっているんです。凄いですよね。
しかもその拷問シーンはなんと40分。
嫌〜な警官の言動を眺めているだけで画面越しの自分には何も出来ない。観る側としてもすごく心が痛いです。
ウィル・ポールターの笑う顔はもはやトラウマ。
スターウォーズシリーズのジョンが出ているから観たのに、終始ウィルに食い入る映画でした。本当に悪を体現かしたような人間をここまで演じれるのは鳥肌モノです。役柄は大嫌いですが、演技力の非常に高い俳優さんを見つけたなという気がします。
今回は1人の俳優さんを中心に感想を書かせていただきました。凄まじい彼の演技をぜひ見てもらいたいです。