死の夜が、幕を開ける…
デトロイトで起きた白人警官による黒人虐殺を描いた実話ベース映画。
そりゃこんな事件があったら、アメリカの黒人差別やそれについての怨恨は絶えないなと思わざるを得ない。
とにかく、警察のやり口がひどい。
◎ストーリー
デトロイトで黒人によるデモが行われていたある夜。アルジェ・モーテルで銃声が聞こえ、近くにいた機動隊はすぐ様現場へ急行する。そこには夜を興ずる黒人たちがたくさんいた。
白人警官や軍隊は、己の身勝手な思想で暴力的な尋問を始める…
ウィル・ポールターがそのワル顔を活かした最悪の警官を好演!いやぁクセのある顔やけど、もうこの悪徳警官はどはまり役とした( ^ω^ )
そして彼を筆頭とした警官たちが傍若無人をします。歯向かえば殺される、認めても殺される。あの時あの場にいた黒人たちが、どんな気持ちでアメリカに住んでいたのかと思うと、辛すぎる。
そして、アメリカは白人の国である以上、我々アジア人も決して歓待されていないことは忘れてはいけないと感じます。
過酷な現実をかなりリアルなカメラワークで描き、終始ハラハラします。様々な黒人の目線で、恐怖の一夜を見ていき、あの場でどう立ち回るべきだったのか、そんなことを一人で考えれる作品。
スターウォーズのジョン・ボイェガの演技も素晴らしかったです。