『普通じゃなかった時代、普通の人として生きたかった。』
自白強要に暴力、捏造、冤罪も当たり前、韓国のドロドロした汚職っぷりを描いたサスペンス。
民主化前の80年代の韓国、足の不自由な息子と聴覚障がいを持つ奥さんと3人で仲睦まじく平凡な家庭を築いていた刑事のソン・ヒョンジュさん。
ある日国を揺るがす連続殺人が起きる。別件で捕まえていた犯人が連続殺人の容疑者だと告げられ、安全企画部室長のチャン・ヒョクの命令で殺人犯として捏造する事を強要され…
拷問に殺しも当たり前、THEドイヒーな韓国警察の闇。
”普通の人”は正義に殺される。
っつうキャッチコピーがまた痛烈でね(−_−;)
正義とか常識とかまるで通じない韓国の時代というかお国のヤバさを包み隠さずに映画化してるとこは中々にリアリティありますが、韓国映画観てるといつも思うがこんな恐ろしい時代があったもんだなぁ…って思いますわ。
特に記者のおっちゃんがかわいそすぎてかわいそすぎて( ;∀;)
とりまチャン・ヒョクが演じる冷徹無比な室長がまじ胸くそな(^ω^)
国民の目を政治からそらすために連続殺人を捏造したりヒョンジュさんの家族を人質に脅迫したりマジ鬼畜過ぎて
普通に生きる事が難しい時代といわれましても平和ボケして鼻くそほじってるわしには全く刺さらんかったっつう。そんな自分に腹が立ちそうだった…