ここにも、いい歳して拗らせてるおっさんがいた。彼は映画に革命を持たらした男。
その名は、ジャン=リュック・ゴダール！
ゴダール映画のミューズと言えば、真っ先にアンナ・カリーナを思いますが、この作品は彼の二番目の妻のアンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝を元にした作品。
実は彼女出演の作品は一本も観てない^^; 個人的にはゴダールの作品鑑賞は60年代中盤までで止まってます。だから、この女優さんのことも知らない。
60年代後半、彼は映画より革命に傾いてたよう。彼自身の作品も含め映画を否定し、学生運動を支持する。カンヌ映画祭を中止に追い込み、イタリア行っては、ベルナルド・ベルトリッチと喧嘩する。
こういう時期に捻くれ者な天才と、19歳で結婚したのだから、それはもう想像に難くない^^;
でもゴダールを、ちょっと可愛いくも描いてる。メガネの件なんてクスクス笑える。
まあ、異彩ゴダールに肉薄するようなことはなく軽いし、テンポもいいとは言えないけど、至る所にゴダール作品へのオマージュ的なシーンを挟んでくるので、ニタニタして楽しみました。
それにしても、ステイシー・マーティンが、あちこちで脱いでそのスリムな身体を拝ませていただけるのは有難いけど 笑、ルイ・ガレルまでボカシなしで、、^^;
