シネフィルmonk

グッバイ・ゴダール!のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)
2.0
ヌーヴェルヴァーグを代表する二人の旗手のうち、トリュフォーは映画をこよなく愛して庶民の目線で映画を撮影し、ゴダールは共産主義、革命にかぶれてからはかたくなに商業主義を否定し、理想を追い求め孤高の路線に向かったと思う。

ゴダールにとってアンナ・カリーナをミューズにして映画を撮影していた時代が一番活き活き輝いていたのだと実感した。それからのゴダールの作品を否定するわけでないが、天才ゴダールの自由闊達な表現方法がその後別人のように変わっていく様は正直見ていて辛かった。早くに目的を達成した天才であるがゆえにかな…

個人的主観ではありますが…。公開初日映画を鑑賞した記録に。
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