ベルリンが舞台の監禁モノ。
好きなところ。
主演テリーサパーマーはライトオフなど怖い映画で鬼気迫った体当り演技が光るホラークイーンで本作も遺憾なく実力発揮しておりまさに彼女の映画って感じ。
話の怖さと相反するかのように映像は詩的で美しくベルリンの街はとても綺麗。
エグみのあるBGMもGOODでした。
苦手なところ。
あえて文句を書くと。
主人公の行動が安易すぎてリアリティを感じられず。原作小説の文字の緊迫感を映像化するって難しいですね。2人の間の駆け引き的状況からシビアまたはトリッキーな終焉が来るかと思ったけど、煮え切らないまま想定内に終わったのでちょっともったいなかった。