恋は確率で示されるか?
恋心はクスリで操作できるのか?
人非人だからこそ真摯に紡がれる疑問。
『her』の特殊恋愛系の進行系な新しいカタチと人類の出生率という点での終末のカウントダウンがいま…はじまる(エコー
いいですね。AIロボットの次の段階、「シンセ」という、もうまんま人間の姿をしたアンドロイド(人造人間)が世間に広まってきた技術の黎明期、近未来の中でも"極"近未来に視点を寄せた感じの世界観。
そしてこの話、""衝撃の真実""としたあっと驚くミステリー調へのストーリーへと舵をきれたのに、そんなものはいとも簡単にネタバラシをしてしまったストーリー進行に津々と興味深めで見守っておりました。
レア・セドゥという豊満の肢体をお持ちの女優さんの視点で、明らかにスティーブ・ジョブズを意識した坊主開発者を演じるユアン・マクレガーとの大物な恋路。
"アンドロイド"をテーマとした、または人そのものではない変則的ラブストーリーといえば『her』からはじまり『エクス・マキナ』、昔なら『A.I.』、アニメでは『イヴの時間』などアンドロイドの意義を問う過去作に想いを巡らせることができる、未来を予感させるラブストーリーでした。
人の愛は人に向かなくなるか??