この時代にしか成立しない愛情の形
粗がないわけではないけど、圧倒的な熱量と勢いであっという間にエンディングまで連れて行かれる
狂っているけどどこか美しいラスト
窮屈さを感じさせる画面比率や人物配置な…
不調が目立つ70年代の増村保造において起死回生の一発。
心中というより殺し合いのようなテンションが続く。
いつも以上に乱発される切り返しカットは死の瞬間まで徹底され、お互いしか見えてない世界に強制的…
<女の情念で描いた近松世界>
冒頭から画面は“あの世感”満載で、道行きのシーンやら、路上に晒される心中死体など、描き方は従来の近松映画より生々しく、人形浄瑠璃や歌舞伎の世界を大きく超えた過激なリア…
このレビューはネタバレを含みます
宇崎竜童の演技が棒すぎてしばらくコントにしか見えなかった。
音楽が妙にかっこよくて(特にアコギ)、もしやと思って調べたら宇崎竜童だった。(演奏はダウンタウンブギウギバンドらしい)
宇崎竜童は音楽の…