チャン・ジェヒョン脚本で、なるほどデティールにパミョと共通するテイストありだが、作品自体はベネズエラ映画のリメイクなのだそう。
オカルトやサスペンスより家族愛重視の演出はいかにも韓国、くどい。
ただ逃げ腰風水師の鑑定および、どすこい体型巫女のお祓いならぬ霊視場面は、各々のキャラ立ちが鮮やかなせいか目を惹いた。
配給は新興のリトル・ビッグ・ピクチャーズ、予算はあまり多くなさそう。
キム・ユンジンに充てられた老婆美粧も、もう少し何とかならなかったのかしらという出来、脆いものを感じさせる。
ひなびた一戸建てに差し込む陽光は美しく、印象に残った。