のりちり

あさがくるまえにののりちりのレビュー・感想・評価

あさがくるまえに(2016年製作の映画)
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日本ではなかなか進まないと言われる脳死を扱った映画。

早朝までは元気に自転車に乗ってサーフィンをしていた少年。
友人の車で帰る途中の事故で、シートベルトをしていなかった彼だけが脳死。(シートベルトは必ずしよう!)
両親が呼び出され、脳死なので、臓器を提供したいと話す。
昨日まで元気だった息子がなんで?と悩む両親。
でも、もう戻ることはないと臓器提供に同意。

その心臓をもらった人は、もう息をするだけでつらい。
諦めていた。
そこへ心臓移植。

この間が、どうなっているかを初めて見た。
心臓は、最後まで動いていないといけないので、提供できる臓器の中でも最後に取り出すのを知った。

提供してもらった人、カラダを大切に。
提供してあげた少年、無念だったと思うけれど、無駄死にじゃないからね。
提供してあげる家族側だったら、かなり悩むよね。
心臓は動いているんだから。
人が死なないと臓器移植はできないと改めて思った。
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