このレビューはネタバレを含みます
音楽と映像が本当に美しい。
そして必要以上に感動ストーリーに仕上げてないところにすごく好感を持った。
臓器を提供する側受ける側、それに携わる様々な立場の人達、それぞれの思いがとても自然に表現されてて胸を打つ。
心臓を摘出する前に医師がシモンに音楽を聴かせるシーンがすごく印象的だった。
と思ったらこのシーン、ポスターにもなってるのね、納得。
今までは、仮に脳死になったとしても他人に臓器を提供するなんて御免だ!全部持って墓に入るんだ!と思ってたんだけど、これ観たらちょっと考えが変わったな。
自分の死の先に誰かの生があると考えると、やっぱり臓器移植はすべきなのかもしれない。
他の方のレビューを拝見して秦基博さんの「朝が来る前に」の本編映像Ver.をYou Tubeで観てみたら、もう感動で涙が止まらなかったわ。