「自分だったら」
フランスの女性監督カテル・キレヴェレによる心臓移植をテーマとした作品。
ストーリーは非常にシンプル。
“与えるものと与えられるもの、そしてそれをつなぐもの”
命をめぐる1日の物…
重いのに透明。
海みたいな映画。
自分自身なら是非にと思うけど。
大切な人が、だったら?
嫌だこれ以上傷つけないでと思う。
残された人達が哀しい想いをするのなら。
いつかくるかもしれないその日の朝…
台詞や説明は極力省き、映画は終始静かに現実を淡々と描く。物語のトーン自体は好みだった。冷たくて透明な空気感というか。
繊細だけど、力強くて美しい「生」について。
17歳の脳死状態の少年。時を同じく…
OPのベース音から始まる音楽が印象的
夜明けの映像も素敵だった
ちょうど明日、私の息子が17歳を迎えることもあって主人公のシモンとダブらせながら観てたのではじめの方と音を聴かせるシーンは結構きつか…
余韻でフランス映画が見たくて。
映像も音楽も美しい
セリフが少なくて振り返っても
誰の名前も思い出せないくらい
それ故に関係性が難しい
考えないと気付けない部分が
多分たくさんある気がした。
こ…
寄せては返す波の音が、心臓の鼓動と重なる。提供する者と、される者。その周縁の人々。それぞれの人生が、イマジネーション豊かな映像表現で綴られて、折り重なる。タペストリーになる。
長編3作目、1980…
アバンタイトルのシーンが凄く秀逸で、美しくて、ここだけで既に良い映画である予感がビンビン伝わってきました。
この映画、全編通して情緒あふれる美しい映像が連なっていて、なんだか印象派の絵画を見ている…
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