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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のcocacorgiのレビュー・感想・評価

3.0
愛おしき俗物たち。こうゆう人たち見て可愛いと思えるようになったのは、成長なんだろうか。
自分にもダメなとこあるの知ってるから、他人の中にそれを見つけても、そうゆうもんだよなあと許せてしまう。
偏屈でボケたパパ、人生の栄枯盛衰、兄弟の確執、家族の血、そして何だかんだの絆、どれも普遍的に溢れているものばかり。
芸術家の血筋を気取ってはいるものの、みんながさしてそれほどでも無い痛々しさとゆうか、それでも子は親を芸術家だと信じて、また親も子をそうだと信じて、小さな世界が成立してしまっているのが、やっぱ可愛いんだよね。
それがラストのドンデン返し、ダスティンホフマンのドヤ顔が思い浮かぶラストが憎い。
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