HidekiAndo

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のHidekiAndoのレビュー・感想・評価

3.9
許すよ
許して
愛してる

父ハロルド(ダスティン・ホフマン)
長男ダニー(アダム・サンドラー)
次男マシュー(ベン・スティラー)
長女ジーン(エリザベ・スマーヴェル)
の会話が、ただひたすら繰り広げられる作品。
一見退屈そうですが、『誰のサングラスの件』の『天丼』や、それぞれの『父親像』、『徐々に解けていく兄弟の関係』が、そのどうでも良いと思える会話を通じて描かれており、何とも味わい深い作品でした。
父親の存在が、知らぬ間に子の人格形成に大きな影響を与える事も、この作品を通じて感じる事が出来ます。

この内容、このキャスト(ちょい役でシガニー・ウィバーやアダム・ドライバーが出てたり)で『劇場公開なし』というのに、時代を感じます。
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