Same

逆殺館のSameのネタバレレビュー・内容・結末

逆殺館(2016年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

南アフリカ映画なんですねこれ。
南アフリカと言えば世界最悪の犯罪都市ヨハネスブルグを思い出しますし、ダイヤを狙った誘拐はリアリティある日常茶飯事なことなんでしょうかね。
日本だと雑に見える主人公ヘーゼル達犯罪グループの挙動も、南アフリカではこんなもんなのかな。犯罪が多すぎて、この程度じゃすぐに警察も駆けつけてこないというか。

ともかく、とある豪邸から300カラットのダイヤを奪うために誘拐した少女にはえらいもんが取り憑いてましたー!って映画です。

色々惜しいんですよ!映像は綺麗だし、口から触手ヌルヌルも好きな感じ。神が書いた写本(神が自ら書いたなら写本じゃないのでは笑)がある場所から1番遠い場所にある家という設定とか、もちろん誘拐してみたらヤバいやつだったとか。
美味しい食材をうまく料理しきれなかった感じで、よくある同じ場所で右往左往して、悪魔の強さも目的もその場面場面でコロコロ変わっちゃう退屈なホラーになってました。

ある場面ではマトリックス並みにショットガンをも跳ね返す能力を見せるのに、急に見失って不意を突かれてタコ殴りされるとか笑

少しだけ出てきたトラングールっていうこの映画の悪魔なんですが、触手がいっぱいでカッコよかったのですが、傷ついた4つの魂を得ることで完全復活できるという理解でいいのかな?
で、この映画の中ではニョロニョロ触手でディープキスした相手は仲間に出来て笑、魂ゲット。なのであと2人だったということなのか。
ところでずーっとあの家で歴代の住人に悪さし続けて、たった4人の魂も集められなかったの?それとも一回のターンで一気に4人の傷ついた魂をゲットするという、今回のケースの様な偶然が無いと復活出来ないのか。
うーむ、ちゃんと見てれば分かったのかな笑

この手の映画の1番嫌いなところは壁にかけた写真の人物の角度が変わるとかいうやつなんですよね。見るたびに角度が変わるみたいな凝ったことして、悪魔は何がしたいんだ笑と興ざめるんですよ。

監督のアラスター・オアの作品は「ディープ・インフェルノ」も見たんですが、あっちはグダグダで見る価値が殆どない映画だったので、今作の方が設定は良かったです。
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