これはお話はともかく、色々と興味深いことも多い。監督さんばかりに注目がいきがちだけど、ヒロインさんも昔の中高生が読むようなエロ雑誌、スーパー写真塾とかあんなのによく表紙になったりしていたほど人気があった。ロリ系アイドルがハードコアなポルノ映画と、今では珍しくはないが当時は衝撃的だったのだ。トランプって発想、一見無茶苦茶そうだが冷静に見ると感心するようなシーンも多い。エロとサイコスリラーの融合って今でもVシネの基本形だけど当時でこんなセンスあふれる演出を試していたとは、やはり大物監督の片鱗を感じてしまう。刺青ってのも当時では珍しい。この頃はもうAVが台頭していて、エロいだけでは何の魅力もないツールになっていった時代で、ポルノ映画界も苦心されていたのであろう。実験映画みたいな感じだが、今でも多く活かされているというのが興味深い話だ。
ただ、九官鳥にスタンガンはやめようよ(´・ω・｀)。。。
