時は60年代。
清掃員のイライザは、言葉を話すことができないが、心優しいルームメイトや同僚との穏やかな日常を楽しんでいた。
そんなある日、イライザは職場で衝撃的な出会いを経験する。
ギレルモ・デル・トロが描く、ゆったりロマンチックなおとぎ話。
女性、障がい者、同性愛者、黒人、異国人、半魚人。
マイノリティな人々のストーリーを散りばめ、それぞれが経験する差別や偏見を描きながらイライザの恋の行方を追う。
デルトロパイセンなので、おとぎ話とは言え子供向けではありません。
裸もグロもエロトークもありです。
でも何より生々しく感じたのは、ルームメイトのおっちゃんが親しみを感じていた相手から突然敵意を向けられるシーンだったな。
価値観の違いって、ちょっとした会話で気づいたりするし、そして他のどんな違いよりも壁が厚い。
イライザの美しい恋を応援しつつ、異質なモノへの世の偏見に苛立ち、イライザを支える人々の優しさに心温まるバランスの良い作品。
しかしパイセンはおっさんの頬に穴開けんの好きね。
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