かじやん

シェイプ・オブ・ウォーターのかじやんのレビュー・感想・評価

4.0
米ソ冷戦時代、人型の水棲クリーチャーと言葉を発せられない掃除婦イライザとの禁断の愛の物語。伏線もあり、先は大凡読めるものの楽しめた。始まって数分でイライザが自慰をやり出したのには面食らったが(笑。触と食、性と生、これらは自分以外の"ヒト"との間の根源的な"モノ"だと思った。イライザの心の変化が表情やいでたちに表れてくる過程がいい。デル・トロ監督の現代人に向けたメッセージが伝わってきた気がする。
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