kazu1961

シェイプ・オブ・ウォーターのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
「シェイプ・オブ・ウォーター」
原題「The Shape of Water」
2018/3/1公開 アメリカ作品 2018-056
2018年第90回 アカデミー賞作品賞

祝!!アカデミー作品賞!!
脚本はデル・トロが幼少期に鑑賞した「大アマゾンの半魚人」の「ギルマンとジュリー・アダムスが結ばれていたら」という発想が基になってるようですね。
今までのファンタジーとは違ってデル・トロのコアな美学をかけて産み出されて た全く新しい「形」のファンタジーになっています。そして題名にもあるように「水」のように綺麗な作品です。
60年代のノスタルジーなムードの中、違った形の愛がユーモラスかつスリリングに描かれ、そして最初からはられていた伏線のラストは感動すら!!
デル・トロが作った「パンズ・ラビリンス」以来の映像技術で最高の作品であり、創造的で力強い作品で、サリー・ホーキンスの演技が絶妙にマッチしています。
ヒロインのイライザを演じるのは、「ブルージャスミン」でアカデミー賞にノミネートされたサリー・ホーキンス。溢れんばかりの感情を、言葉を発することなく全存在をかけて表現、その渾身の演技は、本年度の主演女優賞レースでも本命視されていますね。
アカデミー作品賞本命の一本!!
やはり観るべし!!

「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ、2017年・第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したファンタジーラブストーリー。「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンスがイライザ役で主演を務め、イライザを支える友人役に「ドリーム」のオクタビア・スペンサーと「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンス、イライザと“彼”を追い詰める軍人ストリックランド役に「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノン。
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