Nene

シェイプ・オブ・ウォーターのNeneのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった。
ずっと心地の良い音楽が流れていて気持ちよかった。
そして60年代、ボルチモア、と聞けば…イエス!ヘアスプレー!!!ストーリーは全く関係ないけど、小道具とか背景とか人の感じがまさしくヘアスプレーと同じ。時代を旅できる映画の素晴らしさを再実感(?

口が聞けないイライザは人魚に生まれるべき存在だったのかなぁ。というかむしろ人魚が人間として生まれた代償=口が聞けないなのかな?とか。(人魚姫感)
出会うべくして出会った彼と恋に落ちて行くのかぁ。必然だなぁと。
あと猫食べちゃうシーン、まじか…ってなったけど教えれば学習する賢い生物なんだね、言語に関してもそうだったけど。

人魚に関するお話って寓話とかギリシャ神話とかいっぱい登場するけど本作は本当にイライザは人魚だったんじゃない?!っていう結論に至るお話。な気がする。
口が聞けない、欠陥した存在としてじゃなくありのままを見てくれる。そして意思疎通できてる。それが彼女の本来の姿で、恋に落ちたお話ですよ(わたしの解釈。
めちゃくちゃステキなお話だった。
Nene

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