アカデミー賞の結果をあえて、知らずになんとか滑り込みで観ましたが、
もはや賞とか云々の話ではないくらいの境地。
イライザの湧き出るような愛、マイケルシャノンのおぞましさ、
甘く柔らかい音楽に、デルトロの凄まじい情熱が伝わってくるようで、
ラストまでの緊張感と愛を深めていくロマンチックさに何度も息をのみました。
絵描きで同性愛者の親友は、優しくも人間らしいなんだか一番観客に近い存在。
ただロマンティックな部分だけでなく、
マイケルシャノンを追い込む元帥の台詞で、「あ、この映画はちょっとレベルが違うな」と感じました。笑