may

シェイプ・オブ・ウォーターのmayのレビュー・感想・評価

2.8


おしゃれ映画とSFとミステリーの間みたいな作品。

その中途半端さと、
伝えたいことの多さに腑に落ちなかった。

発話障害の女性と半魚人にゲイに黒人、
全員社会的に不利な立場の人間たち。

完全にポリティカルコレクトネスが
テーマの作品。

去年のアカデミー賞受賞作品の、
ムーンライトに続き、今回もポリコレ作品の受賞。

ムーンライトは作品として、
とても良かったので分かるけれど、

本作は、既視感が強い。
半魚人の必要性があったのか。
疑問が多い。

社会的に何かを訴えて、
人の価値観を変えようとする作品
が受賞するこの傾向は好みじゃない。


救いは、
イライザのピュアさと、
部屋のインテリアや音楽、と衣装。

バスの中で、
帽子を枕にするシーンがとても印象的。
may

may