のらいぬ

シェイプ・オブ・ウォーターののらいぬのレビュー・感想・評価

3.7
良い意味で1960年代の少しカビっぽい、湿った雰囲気が映像と音楽で表現されていて、映画の世界観に深みが増します。また、ホーキンスの魅惑的な演技が、さらに深みに引き込んでくれます。

幼い頃から話せないイライザを、他の社会的マイノリティである友人達は愛し、支えています。そんなイライザは、ある生物と出会い、手話で会話するうちに、その生物を愛するようになります。お互い言葉が通じない中で、彼だけが、イライザを「不完全な私でなく、ありのままで私を見てくれる」のでした。

正直、少し抵抗のある内容でしたが、水の中の二人は、とても綺麗で、美しいです。

「シェイプオブウォーター」
それは、愛の形です。
のらいぬ

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