アカデミー賞作品賞がこの作品ということがもう最高に嬉しい。
思い返すと感極まって泣きそうだ…。
私にとってこの映画はイノセンスラブストーリー。ラストが完璧な、希望と愛に満ちた最強のリアル。
この映画を観た人みんなに、あなたにこの作品はどう映る？って質問してまわりたい。
今の世の中、芸術なしで人々は健康でいられない。とても正気を保つことなんてできないよ。
芸術だけが救いの手を差し伸べてくれる。私たちにはハッピーエンドが必要だし、ファンタジーも必要なんだよ。
それは現実逃避のためじゃない、現実を見つめるためだ。
デル・トロ監督は、私たちに夢と現実に向き合うパワーを与えてくれた。
監督賞を受賞した際のスピーチの一言目が"私はメキシコからの移民です"だったことが全てを物語っている。
