満員の映画館で一番前に近い見えづらい席で。こんな状況が久々だったので少し身構えて。
水の中にいるような感覚
毎日同じ日常を繰り返す
そこをちゃんと描いていたので共感
ファンタジーに見えて現実のような
格言が裏に書かれたカレンダー欲しいな
イライザとゼルダの関係性、良い
博士の存在も良い
あのクタバレクソ男の手話、笑った。
よく使われてる写真はあの時のか。見る度に思い出せる。名シーン。
クソ男が圧倒的に悪だったのでやっぱり残酷でやっぱりそうなのかと。目を背けたい。
イライザのありのままの強さがかわいいと思ったし、
サリー・ホーキンスがどの映画で観るよりとても魅力的に見えた。
浴室を海の中のようにするシーン、あんなロマンチックなことないし、夢にも考えなかった発想。監督は見事。
物語の最終に
彼の愛は見ることが出来ないが気配を感じることが出来る。の文章を観て
時が止まったかのような説得力があった。エンドロールを観ながら涙が止まらなかった。
何かをあたりまえの事として捉えると残りの全てが間違いになってしまう、人間でもモンスターでも、そのもの、として存在を認めるべきだ、と監督がインタビューで話されていた意味を理解。いい機会だった。
色んな解釈が出来る最後だし、深く考えてしまう場面も多かった。
美しいシーンで締めくくられていたし、希望も感じられたし、ハッピーエンドだと思いたい。