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言葉で表現するのが勿体ないと思うほど、美しくて切なくて、自然と涙が溢れてきた。
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言葉が話せない女性と、半魚人との恋のお話。
言葉だって通じない、
見た目だって違う。
あり得ない。
でも何故か受けている自分。
そして二人が美しいとまで思う。
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"同じかどうか"なんて関係ない。
見た目がなんだ。人と違うからなんだ。私たちは心が通じれば敵なんていない。
そんなメッセージが聴こえてくるような作品。
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デル・トロ監督が『美女と野獣のテーマは歪んでいる、人は見た目じゃないっていうならなぜ最後、野獣はイケメンに変わるんだ』と6歳で思ってからずっと作りたかった作品らしい。
自分で作りたかった作品だからこそ、自腹切って制作し、結果、GB賞アカデミー賞ともに最多ノミネート。
デル・トロすごい。
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予告編見てから、ラストはどうなるのかとずっと不思議だった。
納得の結末。素晴らしい伏線の回収。
というか、伏線だったのか!!
って思った。
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シェイプ・オブ・ウォーター
『水の形』
人は目に見えないものを大切にしなければならないのかもしれない。
愛の極限を魅せられた。