うん、間違いなく「ど変態カルト映画」でした。いやー人の神経逆撫でしまくる演出が冴えてましたねー。全体にかかるオールディーズや中年女性の性的な部分、アメリカ政府の役人の気持ち悪さ、そして半魚人との愛、セックス。
これにアカデミー作品賞をやる意味が僕にはぶっちゃけ分かりません…。いや、面白かったですよ。カルト的な作品が大好きな僕には最高のおかずでした。白飯一杯食べれます。何度も大笑いしかけましたが「おっといけない…」と人目をはばかり自重したことか…。
ただ、こんな作品は陰日向でひっそりと咲くべき映画で大衆の面前に晒されるような作品ではないと思います。アカデミー会員の皆様はきっと一周回ってしまってるんじゃないでしょうか？とにかく監督の変態性が爆発した作品です。
切なさや、大人の寓話的なオブラートに包まれたとんでもない映画でした！
