順慶

シェイプ・オブ・ウォーターの順慶のレビュー・感想・評価

4.0
とても美しいラブストーリーだった。

1962年のアメリカ。ソ連との冷戦時代。
まだ、いろんなことが解明されていない時代。
政府の極秘研究所で働くイライザと研究対象として運びこまれた“彼”との恋物語。SF的なストーリーでSF的な美術は見ごたえがある。
それにしてもセキュリティが甘すぎないか?

半魚人の目がよくできていた。そして腹筋が割れている。細マッチョだ。最初は凶暴だとおもっていたが、だんだんかわいく見えてくた。
こいついい奴じゃないか。

お風呂場を水で満たし、抱き合うシーンはとてもきれいだった。ふたりのコミュニケーションに言葉は必要がない。

こういう寓話は子どもに見せてもいいと思うが、R15の大人向けにしているのもギレルモデルトロらしさか。
順慶

順慶