・物語★★★
・配役★★★★
・演出★★★★★
・映像★★★★★
・音楽★★★★
“ダーク・ファンタジー版『美女と野獣』”という先入観で鑑賞しました👱🏻♀️🧜🏿♂️
いやいや、実は全然違う!
ヒロイン“イライザ”はどこにでもいる普通の中年女性。
“プリンセス”のイメージとはかけ離れた“掃除のおばさん”なんです。
でも…
愛は、どんな女性をも“プリンセス”にするんですね✨
“彼を助けないんだったら
私たちだって
人間じゃないわ”
愛は、女性を強くする💪
そこにはもちろん、口がきけないといったハンディキャップは全く関係ないんです。
そこにあったのは紛れもなく、
「声を失った王女」の姿でした👸🏼
G.デル.トロ監督らしい映像美の中でも、暗いブルーの水中に映える赤いドレスは強烈な印象を放ちます。
重要なシーンの舞台を“映画館”にするという気の利いた演出も、映画ファンには堪りません📽
いきなり挿入されるミュージカルも、映画ならではの醍醐味🎵
アカデミー賞作品賞はじめ4部門受賞、おめでとうございます!🏆🏆🏆🏆
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劇場用パンフ★★★★
全49ページ。
『FOXサーチライト・マガジン』シリーズの読み応えには、毎度ながら感服です。
音楽、美術、衣装、メイクアップの細部に至るまで作り手のこだわりが感じられるインタビュー👏👏👏
そして、1962年のボルチモアという時代背景を深くえぐった町山氏のレビューは必読です!👀