このレビューはネタバレを含みます
初めてこの作品のポスター見たとき
その美しさに一目惚れしたのです
仄暗い水中で射し込む光に包まれながら
抱き合う女性と不思議な生物
この一枚から既に漂わせる
デルトロ監督の世界
・
期待に胸を膨らませ
ようやくスクリーンで堪能!
やっぱりこの人の芸術性と
表現力の高さに感動した
・
今作は人と人の心のつながりを
現代社会への風刺を交えつつ
非現実的なラブストーリーに
のせて語ってて
その愛の形を水で表現してるんだって
だから作中には
色んな場面で形を変えて
水が登場してたんだね
・
"水は自由で自分の形すら持っていない
私たちがどこかに注ぎ込んで
受け手を与えてやらない限り
形を成さない"
そして人が生きるために
必要不可欠なもの
愛も同じような存在で
多様性があって
その人の事を理解して
受け止めてくれる人がいれば
それがひとつの愛の形
そこに言葉がなくても
愛は生まれる...
なんて素敵な話なんだ
・
ラストシーンも泣けるほど
美しかったけど
お風呂のシーンもすごく
好きだったな
(毎朝恒例のアレじゃないよw)
サリーホーキンス の
演技も裸も素晴らしかった
・
このキャスト陣と
この監督だからこそ描ける
素敵な作品だと思うし
色んな視点から愛を感じる事ができる.