あれ、これって4DXだったっけ？まるで水中にいるみたいで……いやいや、涙が溢れているからだってばよ！！
というほどの美しいラストでした。
おとぎ話としての終わらせ方、ティム・バートン的なフィクション愛に溢れていて大感動です。
多様性の尊重だとかNo more セクハラ！とか、同時代的なテーマを扱っているのは言わずもがなで、そこにギレルモ・デル・トロお得意のファンタジー愛&映画愛が描かれて、そりゃアカデミー賞作品賞獲って納得の大傑作でした。
なんだか、｢現実世界よりも虚構世界の方がいいだろ！｣と久々に映画から言われたような気がして嬉しくなりました。
それにしても、ギレルモ監督がアカデミー賞作品賞やら監督賞やら獲る時代になるとは……嬉しいような悲しいような、やっぱり素晴らしく喜ばしいようなことですね！！(それに比べて日本映画界は……)
