みょん

シェイプ・オブ・ウォーターのみょんのレビュー・感想・評価

1.5
TSUTAYAで手にとって戻すのを今まで何度繰り返したか分かりませんが、今回は戻さずに家に持って帰れました 笑

⚠️warning⚠️
他の大多数の方々とはかなり異なる感想になりますので、読まれるかの判断はお任せします。


正直、レンタルしたことを心から後悔した。
さらにアカデミー賞受賞作品という期待をもっていたことで、2時間画面の前に座らざるを得ない状況だったことにもため息。

比べるまでもなく、断然「スリービルボード」がアカデミー賞に相応しかったし、心から残念に思う。(ちなみに、スリービルボードは5点つけてます)


半魚人はグロテスクだし、暴力的なシーンがたくさんあり、不快極まりない。
性的な描写も、正直美しさのかけらも感じなかった。


もちろん半魚人は象徴であり、実際には

①"純真無垢で無言の底知れぬ脅威"に対し、破滅的な恐怖を感じ、それを排除し、それと共存することが考えられない人々。

② "純真無垢で無言の底知れぬ脅威"が実は脅威ではなく、美しいものである、と気づき、共感した人。

を描きたかったのかなと。


うーん、コンセプトはとてもいいと思うのだけれど、そこまで考えても、もっと他にいい表現の仕方があったのではないかと考えてしまう。


ただ1つよかったことは、主演のサリーホーキンスが一言も発することなく、2時間全身で演技していたこと。
ちよっとした視線や呼吸、表情、手の動きの強弱で多くの感情を表していたことには感動した。
これはすごい。

でも、それでも主演女優賞は「スリービルボード」には敵わなかったのよね…。
フランシスマクドーマンド、迫真の演技だったもんなー。


あと、古風な音楽は映画の雰囲気によく合っていてよかった!


でも…分からない…とにかく、わたしにはアカデミー賞が分かりません 笑

悲しい…。
みょん

みょん