〝あなたには決してわからない
私がどれほどあなたを想っているか〟
愛とか恋とか形あるものに
拘らず囚われず恐ることはない
僕の世界にならないか
茹で卵とお気に入りの音楽を持ち
大きな水槽に会いに行く
タップダンスが踊れなくても
可愛い猫を食べてしまっても
声が出なくても文字が読めなくても
あなたと私は一緒
これほど力強く迸るコトバが
あるだろうか
理解はしていても
気持ちが追いつかない
10日の赤い桟橋
早くこの日にならないか、と
いつまでもこの日々が続くには、とも。
指では飽き足らず頭の中までも
腐った悪人には決して分かり得ない
美しくも言葉にするには
恐れ多い 愛 という定義
いや、定義などないのかもしれない
言葉の出ないお姫様と
アマゾン川に住む神様は
いつまでも いつまでも
少し不思議な大人の昔話