シェイプ・オブ・ウォーターのりまのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイドⅡを観てギレルモデルトロ監督の単独作を観たくなった。
今年になってパンズラビリンス、クリムゾンピークに続いて3作目。
凄く好きって訳ではないけど後引くっていうか定期的に観たくなる。
エメラルドグリーンや水色系統の色が大好きだからテーマカラーで嬉しい。黄色や赤はあんまり好きじゃないからパンズラビリンスは色味が苦痛だった。

仲良いお爺さんはゲイだったんだね。何で不味くて残したパイを冷蔵庫に大量に入れてるのかと思った。
指食われたストリックランドはマンスプレイニングの権化。黒人のゼルダに聖書について語ったり主人公にも上から目線で性的魅力があるみたいなこと言って、結局は自分が築き上げたマッチョイズムの中で溺れてたね。「軟弱な男は」とか「私は失敗しない」て見え張って、ちんこ付いてるだけで選民意識のある変な男は自分で自分の首絞めてる。

登場人物全員が差別に関わる物語で全体的に暗かったし、パンズラビリンスのラストもあったからバッドエンド覚悟してたけどハピエンで良かった。黒人の友達も糞な旦那から解放してあげて欲しかったな。
1つスッキリしないのは、主人公の首に傷が付いた経緯。最後に傷の辺りがエラに進化したけど何か関連性があるのかな。捨て子だったって言ってたし、魚人の胸に耳あてて海の音聞いてたからクオーターで先祖返りなのかとか色々考えてモヤる。魚人と人間がセックス出来るなら有り得るよね。

どーでもいいけど魚人は仮面ライダーアマゾンにしか見えなかった。身体の色を緑にして青に光ってたところオレンジにしたら模様も腹筋ら辺も完全アマゾン。