シェイプ・オブ・ウォーターの作品情報・感想・評価

シェイプ・オブ・ウォーター2017年製作の映画)

The Shape of Water

上映日:2018年03月01日

製作国:

上映時間:124分

3.8

あらすじ

「シェイプ・オブ・ウォーター」に投稿された感想・評価

Emy

Emyの感想・評価

4.1
良い作品◎ 入りから終わりまで、徹底された世界観。音と色と光の使い方絶妙!2ヶ所カットの長さが気になったけど笑、いちいち丁寧で好き。とてもステキな映画でした。
仁

仁の感想・評価

3.4
記録 2018.12.15
ギレルモ監督のセンスとサリーホーキンスの演技が絶妙にマッチしており、独特の世界観が見どころ。
性、人種、職業などあらゆる差別がてんこ盛りだが、舞台が’60前半のアメリカなのでメッセージはあまり強く感じられなかった。
どうでもいいが、いくらボカシが入っているとはいえR18でもおかしくないシーンがいくつかあった。
私はこの映画を観ないだろうと思っていたけど、やけくそな気分だったので

やけくそな気分にはよく合う雰囲気で、思ってたよりも嫌いではなかった

クリーチャーもそこまで気持ち悪い感じにならないように作ってるんだろうなと思った

何よりも映像としては綺麗だった 物語はかなりありきたりかな まあ完全犯罪チックなところは嫌いではなかった
よく分からんから見て感想教えてと言われて見た。よく分からんかった。
てみこ

てみこの感想・評価

4.5
ファンタジーの最高傑作じゃないですかこれ、、

画面を覆う深緑とどこか懐かしいBGMで世界観が完璧に出来上がっててうっとり……


緑色の服を着てショーウィンドウの赤い靴を羨ましそうに眺めていた主人公も、彼と愛し合ってからは真っ赤なドレスと靴を身につけ笑が零れてる

対称的に悪役は、アメリカ的幸せな家庭を築いているものの、愛車キャデラックと同じ緑色に腐敗していく指のように、復讐と嫉妬で堕ちていく、、

劇中に何度か流れる曲で「You'll never know How I love you」っていう歌詞があったけど、
イライザと彼の場合は、目に見えなくても愛を感じられていたはず


対比(色、社会的地位、愛、…)と世界観が細かいところまで貫徹されてて、
ストーリーに新しさは無いかもしれないけどそこもおとぎ話らしさがあるし、
いいよ、デルトロ、、
塩垂れ流すとことか、卵と音楽の手話とか。なんかそういう細かいところも含めていいなと思った映画
はる

はるの感想・評価

3.7
独特の世界観が面白かった。
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

4.5
冒頭の数分間のシークエンスからしてもう画面にのめり込んでしまうくらい作品の世界観がはっきり表れていて、これは最後までずっと変わることはありません。
いかにも1960年代前半らしい細部のディテールに、画面全体を覆うウェットな青くてほの暗い描写、映像を見ているだけでうっとりしてしまうのです。
日本語の字幕が青の補色である黄色で表示されるのは心憎い配慮だと思います。
物語は半魚人と口のきけない女性の交流ののち、それが純愛の域に到達していくさまが描かれますが、ストーリー自体は想像以上にモンスター映画のお約束を踏襲しています。
多くを見せすぎているように見える予告が意外にも殆どネタバレとなっていないのはちょっとした驚き。普通のモンスター映画として気楽に楽しむこともできます。
そこに加えて描写されているのは社会的少数者同士の共感と恋愛という要素でしょう。
囚われの半魚人と口のきけない主人公以外にも黒人、ゲイ、共産主義者などの社会的マイノリティが登場し、1962年というおそらく戦後もっとも差別に対する軋轢が大きくなった時代を背景に描かれていきます。

このマイノリティの前に立ちはだかる悪役として登場するのがマイケル・シャノン演じる研究所の半魚人担当の責任者。
いささか類型的過ぎかなと思えるほどに典型的な悪役を怪演していますが、彼の役割はやはり時代を背景としたマイノリティへの壁を象徴する存在として描かれているのでしょう。物語の進行に伴って次第に狂気を帯びてくる彼の言動はある意味では小気味よささえ感じるものです。

いろいろ他にも書きたいことはありますが、あまりたくさん書くのはやめておきましょう。
思い返す程にかけがえのない愛おしい作品に思えてきます。

観終わって思うのは、この作品はギレルモ・デル・トロという監督が何かの制約を感じることなく、思いっきり自分のやりたいことを描いてみた、という印象を強く感じることです。
メジャー作品で一般受けや収益、レーティングといった要素を顧みることなく作家性を前面に押し出すことはおそらく今の時代にはそう簡単なことではないだろうと思いますが、こうした作品を世に送り出すことできたデル・トロという人は非常に幸せだろうなと思います。
観る側としてはこうした監督の個性を劇場で十二分に堪能し、幸福な映画体験ができることにささやかな歓びを感じるのです。
はらはらどきどきの展開もあったけど
映像、ストーリーともに美しくて
年一くらいで見返したいとっておきの
作品。
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