FREDDY

アメリカン・アサシンのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

ビンス・フリンの全米ベストセラー小説「ミッチ・ラップ」シリーズ初の実写映画化で、マイケル・クエスタ監督がメガホン、ディラン・オブライエンとマイケル・キートンが共演したスパイ・アクション作品ということで。印象としては、ミッチ・ラップを演じたディラン・オブライエンやスタン・ハーリーを演じたマイケル・キートン、アイリーン・ケネディを演じたサナ・レイサンなどといったキャスト陣は魅力的でしたし、それぞれが演じたキャラクターもまた個性があり、彼らが織り成す掛け合いはユニークでアクションも見応えがある。そして、無差別テロ事件で恋人を失い、テロリストへの憎悪を燃やすミッチ・ラップと、冷戦期に活躍したベテラン工作員のスタン・ハーリーを軸に描かれる物語は単純ながら気軽に楽しめるものとなっていますし、スパイ・アクション映画としては全体的に地味な印象を受けるが、最後に映し出される爆破シーンは迫力があるので観る価値はあるかと。ただ、評価に値する点はあることにはあるのだが、やはり前文で触れた通り、作品としての個性や魅力の部分が少々欠けていて、本作をわざわざ指定して視聴することは難しいように感じました。悪い作品ではないんですけどね。
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