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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.6
宇宙世紀0079年1月23日、サイド5・ルウムで、ジオンと地球連邦の勝敗を決める戦いが始まる。ジオンは圧倒的劣勢に追い込まれるが、秘策である人型兵器モビルスーツで編成した特別強襲大隊を投入し、戦況を一転させ大勝利を収める。なかでも赤いモビルスーツ・ザク2で戦果を上げたジオン軍のシャア・アズナブル(声:池田秀一)は少佐に昇進し、“赤い彗星”の異名をとる。ルウム会戦後、地球連邦軍はジオンに反撃するため、V作戦を計画する。その裏側でサイド7の少年アムロ・レイ(古谷徹)は、新兵器ガンダムの秘密を探っていた。一方、ジオンと地球連邦両軍の高官が地球の南極大陸で揃う早期和平交渉の場で、ルナツーから世界中にある声明が発信される……。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズ第6作。
シリーズ最終作は、ルウム戦役そして一年戦争の始まりを描く。
見所は、赤いシャア専用ザクで連邦軍戦艦を次々に落としていくシャアの活躍、そして戦争を終わらせたいネヴィル将軍とデギン・ザビの意向に逆らい戦争を続けたいギレンやキシリアの謀略戦。
シャアが赤いザクを使って連邦軍戦艦を次々に落としていくスピーディーな戦闘シーンは、ガンダムファンには間違いなくエキサイトする戦闘シーンだし、父親のことを分かりたいためにガンダムのことを調べていることがアムロを戦争に巻き込まれていく伏線になっていたり、捕虜になっていたネヴィル将軍を連邦軍に秘密裏に引き渡したキシリアの謀略、ガンダム開発に掛けた父親のアムロに対する思いなと、ファーストガンダムへの伏線になっている展開はガンダムファンには一見の価値ありのシリーズ最終作。
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