ごてふ

悪と仮面のルールのごてふのレビュー・感想・評価

悪と仮面のルール(2017年製作の映画)
2.9
ユナイテッドとしまえんにて。初日のレイトショウには観客8名と超閑散。芥川賞作家による原作小説は未読。ピカレスクロマンは小説・映画の一ジャンルとして魅力的な主人公数多あり。本作もタイトル通り邪悪なるものとして育てられた主人公のお話なのだが、設定が唐突で説得力がない。思わせぶりな演出と絵造り、耳障りなサウンドトラックが盛り上げようとすればするほど内容は空疎になる。役者の力演虚しく不発の花火の如し。良かったのは新木優子ちゃんの清冽な美貌のみ。
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